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好みのコーヒーの味わいにするために必要なミルの挽き具合と注意点

おうちカフェでは、コーヒーミルを使い『飲む直前』にコーヒー豆を挽くことで、圧倒的な香りを楽しむことができます。

それゆえに、「極上のコーヒータイムを味わいたい人」は、絶対的にコーヒーミルを購入すべきだと言えるでしょう。

しかし、これまで自分でコーヒー豆を挽いたことがない人にとっては、どのように挽けばよいのかよくわかりませんよね。

その挽き方によって味わいが大きく変わるので、事前にある程度知っておいて損はありません。

この記事では、そんな「好みのコーヒーの味わいにするために必要なミルの挽き具合と注意点」について解説していきたいと思います。

 
コーヒーサムライ


コーヒーを始めるならまず「コーヒーミル」を考えてほしいね^^
 
大五郎
コーヒーミルでそんなに味わいが変わるんだね!
 
コーヒーサムライ
そうだね^^『飲む直前に挽く』これだけで今までとは格段にランクアップするよ!
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なぜコーヒー豆を粉状に挽くのか

そもそも「なぜ粉状にしなければいけないの?」と思いませんか?

それは『コーヒー豆のままでは十分に成分を引き出すことができない』からです。

そのままでも時間を掛ければある程度のコーヒー成分を抽出できますが、粉状にした方が素早くコーヒー成分を抽出できるのです。

ミルでコーヒー豆を挽く際の注意点

コーヒー豆を粉状に挽くことの意味が分かったら、実際に専用の「コーヒーミル」を使用して粉状にしていきます。

しかし、何も考えずにコーヒー豆を挽いてしまうと、自分のイメージとは異なる味になってしまう可能性があるので注意しましょう。

まずは以下の2点に気を付けます。

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飲む分の量だけコーヒー豆を挽く

コーヒー豆を買って来たら、「どうせミルで挽いてから飲むんだから一気に粉にしちゃおう」と考える人もいるかもしれません。

しかし、これはNGです。

焙煎されたコーヒー豆は、必ず「飲む分だけ」挽くようにしましょう。

挽いた直後は最も香りが高く、最高のコーヒーを味わうことができます。

基本的に挽いた後も1ヶ月程度は美味しく飲むことができますが、より美味しく飲みたいならば、挽く量にもこだわりましょう。

一定のスピードでコーヒー豆を挽く

賛否両論はありますが、手動のコーヒーミルを使用する際に、勢いを付けて挽いてしまうしまいがちですが、
速く挽きすぎてしまうと、熱を発してしまうという説もあります。

ミルの性能にもよりますが、粒にバラつきが出ないように一定のスピードで挽くようにしましょう。

ミルの挽き具合による味の違い

前述した注意点を踏まえながらミルでコーヒー豆を挽いていきますが、「挽き具合」によって味わいが変化するということも覚えておきましょう。

極細挽き

挽き方の中で最も細かい粒となるのが「極細挽き」です。

非常に細かいので、パウダー状と表現しても良いかもしれません。

渋みや苦みが強く出る傾向にあるので、短時間で抽出します。

主に「エスプレッソ」「トルココーヒー」などに最適です。

細挽き

「マキネッタ(mokapot)」や「一部のドリップ」に適した挽き方が、「細挽き」です。

極細挽きほどではありませんが、苦みとコクが強くなります。

中細挽き

一般家庭で使うような「コーヒーメーカ―」や「マキネッタ」「ドリップ」に適した挽き方が「中細挽き」です。

どんな挽き方が良いのか分からないという人は、まずこの中細挽きを試してみましょう。

細挽きよりも苦みやコクはないので、「コーヒー本来の美味しさが好き」という人には少し物足りないかもしれません。

「コンビニのマシンで作るホットコーヒーが好き」という人には、最適と言えるかもしれません。

中挽き

「中挽き」位の挽き方になると、だいぶ粒度が増してきます。

グラニュー糖や小さめのザラメに近いかもしれません。

若干酸味があり、さっぱりとした味わいになります。

「コーヒーの苦みが苦手」といった人は、中挽きから試してみるのも良いかもしれません。

主に「ドリップ」用に最適です。

粗挽き

「粗挽き」になると、かなり粒も大きくなります。

キャンプなどで「パーコレーター」「ペーパーレスドリップ」「フレンチプレス」を使用して抽出する場合には、粗挽きにするのがおすすめです。

通常のドリップで飲む場合には、コーヒー感が薄く感じるかもしれません。

自分好みの挽き方を見つけることでよりおいしくコーヒーを味わえる

これまで市販で売られているドリップ式コーヒーしか飲んだことがない人からすると、コーヒーミルで焙煎されたコーヒー豆を挽いて飲むのはとても新鮮に感じることでしょう。

しかも、挽いた直後のコーヒーは、一般的な市販のドリップコーヒーよりも圧倒的に香りが良いので、感動すら覚えるかもしれません。

挽き具合によっても味が変わるので、いろいろと試しながら自分好みの味を探すのも、楽しむ方の1つと言えるでしょう。

まとめ

今回は、「好みのコーヒーの味わいにするために必要なミルの挽き具合と注意点」について解説してきました。

ミルの挽き具合によって、極細挽き、細挽き、中細挽き、中挽き、粗挽きという5つの種類があることがお分かりいただけたかと思います。

「飲む分の量だけコーヒー豆を挽く」、「一定のスピードでコーヒー豆を挽く」といった点に注意しながら、自分好みのコーヒーを見つけましょう。

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