皆さんの自宅の近くにコーヒーショップはありますか?
最近ではよほど地方や離島でない限りは、コーヒーショップが生活圏内にあるはずです。
(「カルディ」が出店している大型ショッピングモールも多いですよね)
しかし、コーヒー豆はとにかく種類が多いので、「どの豆を買えば良いのか分からない」といった人も多いはずです。
近年のキャンプブームによって、「キャンプで本格的なコーヒーを味わいたい」と思っている人も増えてきています。
この記事では、そんな人におすすめの「コーヒー豆の産地と焙煎具合」と「おすすめのコーヒー豆」について解説していきたいと思います。
コーヒーは「産地」と「焙煎具合」で選ぶ
あまりコーヒーに詳しくない人は、まず、「産地」と「焙煎具合」をチェックして好みの味を探していきましょう。
それぞれ解説していきましょう。
産地
コーヒー豆の品種は、主に「アラビカ種」と「カネフォラ種」に分かれます。
イメージ的には、「甘いフローラルな香り=アラビカ種」で「苦みや渋み=カネフォラ種」です。
しかし、現在の日本ではアラビカ種が主となっているので、品種だけではなかなか自分好みのコーヒー豆を選べないかもしれません。
それゆえに、「産地」による味の違いを意識して選ぶ方法をおすすめします。
アジア系産地のコーヒー豆
アジア系の産地は、インドネシアやタイ、ベトナム、中国といった国が有名です。
深めの焙煎が合うコーヒー豆が多く、コクが強い(ボディが強い)という特徴があります
中米系のコーヒー豆
中米系の産地は、軽くてほのかな酸味が特徴で、非常に風味が豊かです。(フローラルな風味)
グアテマラやメキシコ、コスタリカ、ドミニカ、ジャマイカ、キューバなど、コーヒー豆の生産が盛んな国が多くなっています。
コクの強さは国によってばらつきがあります。
南米系のコーヒー豆
南米系の産地は、ナッツ系の風味が強く、王道の「コーヒー感」を感じることができます。
ブラジルやコロンビア、エクアドル、ペルーなど、中米と同じくかなりコーヒー豆の生産が盛んです。
アフリカ系のコーヒー豆
アフリカ系の産地は、豆によってかなり特徴に違いがあり、浅煎りから深煎りまで適応可能です。
果実味を感じ風味が強い傾向にあります。
エチオピア、タンザニア、ケニアといった国が有名です。
焙煎具合
![](https://coffeestone.net/wp-content/uploads/2022/11/24925185_s.jpg)
焙煎とは、コーヒーの生豆に熱と圧力を掛ける工程のことを指します。
「ロースト」とも呼ばれています。
浅煎り
浅煎りは、その名の撮り焙煎時間を浅く(短く)したものです。
「ライトロースト」と「シナモンロースト」という2種類があります。
酸味が少ない味わいが特徴です。
中煎り
中煎りは、浅煎りよりも長く焙煎をしたものです。
「ミディアムロースト」と「ハイロースト」という2種類があります。
深煎り
深煎りは、中煎りよりも更に長く焙煎したものです。
「シティロースト」と「フルシティロースト」という2種類があります。
酸味よりも苦みが大きくなる特徴があります。
極深煎り
極深煎りは、コーヒー豆を最も長く焙煎したものです。
「フレンチロースト」と「イタリアンロースト」という2種類があります。
非常に苦みが強いという特徴があります。
初心者におすすめのコーヒー豆
それでは、ここまでの産地と焙煎具合の解説を踏まえたうえで、おすすめのコーヒー豆を挙げていきましょう。
タンザニアの「キリマンジャロ」
コーヒーの苦みが苦手という人におすすめなのが、タンザニアの「キリマンジャロ」です。
日本でもかなり有名なコーヒー豆なので、知っている人も多いかと思います。
中煎りがおすすめです。
香りも良く、金額的にもそれほど高くありません。
ジャマイカの「ブルーマウンテン」
この「ブルーマウンテン」も非常に知名度の高いコーヒー豆ですよね。
特徴としては、「香りが非常に高い」という点が挙げられます。
最高級コーヒーの1つで、価格は若干高めですが、酸味と苦みのバランスも良く、上品な味わいとなっています。
中煎りがおすすめです。
香りが強いので、多くのコーヒーショップではブレンドで販売しています。
インドネシアの「マンデリンフレンチ」
この「マンデリンフレンチ」は、知名度はそれほど高くありませんが、「苦みが好き」という人にはおすすめのコーヒー豆です。
苦みだけでなくコクも深く、香りも豊かです。
深煎りがおすすめです。
価格的にもそれほど高くはありません。
「コーヒー豆本来の味を存分に味わいたい」と思ったならば、このコーヒー豆を選んでみましょう。
まとめ
今回は、「コーヒー豆の産地と焙煎具合」と「おすすめのコーヒー豆」について解説してきました。
あまりにも種類が多くてどういったコーヒー豆を選べばよいか分からないといった人は多いものです。
ここで挙げた「産地」と「焙煎具合」を参考にして、ぜひお気に入りのコーヒー豆を選んでみましょう。